創業43年 吉祥寺の老舗カフェ

COFFEE HALL くぐつ草は、創立380年になる「江戸糸あやつり人形劇団 結城座」の劇団員の手により、1979年春に開店しました。オープン以来40数年間変わることなくこの吉祥寺で親しまれてきました。
まるで洞窟のような不思議な空間が広がる店内は、街中の喧騒を忘れさせてくれます。
深い味わいのコーヒーやスパイシーなカレーなど手づくりのオリジナルメニューを、この居心地の良い場所でゆっくりとお楽しみください。

※2008年、芸能部門を主とした団体として公益財団法人江戸糸あやつり人形結城座が設立されました。以降、芸能部門は公益財団法人江戸糸あやつり人形結城座が、喫茶部門であるくぐつ草は現在も引き続き有限会社結城座が、それぞれ別々の法人格で運営を続けています。

くぐつ草という名前の由来

くぐつ【傀儡】
異民俗集団であったとも、共同集団であったともいわれていますが、権力と直結しない自由の民であったといわれています。
農業、鉱物、芸能など幅広いジャンルの集団で、彼らは、流浪の民であり、“傀儡(くぐつ)”と総称されていました。

その集団のひとつに“人形つかい”達が存在し、現在では“人形つかい”の代名詞として“傀儡師(くぐつし)”と呼ばれています。

くぐつ草は、人形劇団 結城座の立ち上げたお店のため、“くぐつ”と名付けられました。
『草』は後から付けた造語で、地下の店内に緑が少ないから…とか、吉祥寺の街に根付くように…など、 諸説あります。
よくお客様より「くぐつ草」という草は本当にあるのかと聞かれますが、くぐつ草は皆様の心の中に息づいていけたら、と思います。